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MEETING ROOM
会議室の音漏れ、気になりませんか?
「会議の声が外に漏れてしまう」「Web会議中に音が響く」「オープンオフィスで周囲の雑音が気になる」など、オフィスの音環境に悩んでいませんか?オフィスの移転やレイアウト変更の際、つい見落としがちなのが「音」の問題です。音環境が整っていないと、社員の集中力や快適さに影響を与え、生産性の低下を招くこともあります。
オフィスの音漏れや騒音の原因と、それを改善するための具体的な対策について詳しく解説します。
MEETING SOUND
オフィスの音問題の原因は?

Point 01
パーテーションの遮音性
オフィスの間仕切りとしてよく使われるパーテーションですが、多くの製品が「最低限の遮音性」しかなく、会議室で複数人が話している音やWEBミーティングの音を防ぐことが出来ません。また、天井から下の空間を仕切るために使用されるため、天井裏の空間が他の部屋と共有されることになり、音の回り込みも発生してしまします。

Point 02
システム天井の遮音性
オフィスなどによく見られるシステム天井ですが非常に遮音性が低く、音の回り込みの原因となる場合がございます。パーテーションで間仕切りをしている場合にはシステム天井との複合的な要因で音問題が発生しているケースが非常に多く見られます。
EXAMPLE
音の回り込みの検証結果
対策前の実測値
対策前のオフィスの音環境
過去にご相談頂いたお客様の実測値と計算からの推測値になります。天井からの回り込み、壁の透過音などいくつかの経路を合算した値となっており、壁の透過音が50.2dB、天井からの回り込みが50.3dB 結果的に隣の部屋に伝わる音は53.3dBとなります。
壁面のみの対策の予測値
壁面のみを対策した場合
パーテーションに増し張りなどを施工し、強化した場合の予測値です。壁面単体の遮音性能は10dB向上しておりますが、天井からの回り込みの影響により隣室では2.5dBしか音量が下がりません。
天井まで対策した場合の予測値
遮音壁を天井裏まで立ち上げた場合
パーテーションの手前側に遮音壁を立ち上げ、天井裏のスペースまでしっかり遮音した場合の予測計算の結果です。14.3dB減衰しており、効果をしっかり感じて頂けるかと思います。
HOW TO BOUON
会議室の音問題の解決方法
間仕切り壁の遮音性能を高めて
理想的な防音を実現
会議室の音漏れのほとんどは間仕切り壁に問題があります。グラスウールなども入っていない、石膏ボード2枚の場合には殆どの会話が隣に聞こえてしまいます。防音したい場合には一度、片面を解体し、グラスウールを充填後、石膏ボードを重ね張りすることで遮音を実現します。

吸音することで反響を抑え
話しやすい会議室へ
反響が問題になる場合、吸音材を壁面や天井に設置することで反響を抑えます。市販されているような吸音パネルでも効果を得ることは可能ですが、話しやすい環境を作るには計算上、最低でもお部屋のどこかの1面全てを吸音する必要があります。弊社では「さしめじ」という方法で天井全面を吸音する施工方法を推奨しております。
PRICE
価格の目安
間仕切り壁 一面
30万円〜 工期2〜4日
会議室の壁面に吸音材を配置することで調音します。仕上がりは画像のようにはいきませんが吸音材を可能な限り配置するので調音の効果としてはご満足頂ける内容となっております。
吸音による反響対策
40万円〜 工期3〜4日
吸音材による施工で「話しやすい会議室」を実現します。お部屋のデザインを変更せずに施工することも可能です。