カラオケ用 防音室
商業利用のカラオケルームの工事や戸建て住宅でのカラオケを楽しむための防音室の工事も承っています。
カラオケ防音室と遮音性能
日本発祥と言われているカラオケはカラオケはもともとラジオ業界の用語で、生演奏に対し録音伴奏を「空のオーケストラ」と呼んだのが始まりです。1960年代後半からアマチュアも利用し始め、各地で機器開発が進みました。歴史が進むうちに多様な機器が登場し、カラオケ文化の基盤が築かれました。
防音の観点で見るとカラオケの音量は大きく、100dBを超える音量が出ることも少なくありません。住宅においてはD-65以上の遮音性能を目指して防音室工事をする必要があり、少しハードルが高い施工内容となっております。
理想的な音環境は?
店舗カラオケ用 防音室
集客ツールとしてカラオケを店舗に置きたいが、音漏れが心配
外に漏れる音
家の中の音漏れ
住宅でのカラオケ用 防音室
や
によって防音室の仕様が異なります!
大好きなカラオケを家でも楽しみたい!
部分的な防音対策でも十分?
カラオケスナックなどがたくさん入っている商業ビル内においては、ビル内への音漏れが多少は許容される場合もございます。そういった場合には防音室ではなく、部分的な対策を検討し、ご提案させて頂きます。
外に漏れる音
近隣からのクレームや自分の声が漏れてしまうのが恥ずかしいというお客様のために、相談の上で遮音性能を決定します。中には3重の壁を検討されたお客様もいらっしゃいますが、近隣へ迷惑にならない音量になることをお約束いたします。
家の中の音漏れ
上記したように、カラオケの音量は非常に大きく家の中では少しは音が漏れてしまいます。もちろん、仕様を上げて漏れにくくすることも可能です。お打ち合わせで最も効率的に安価で遮音性能をご満足頂ける施工方法をご提案いたします。
基本的なカラオケ用防音室の仕様
基本的な防音室の仕様
防音床の仕様
高発泡・高弾性ポリスチレンフォーム 乾式防振床
防音壁の仕様
固定遮音壁 + 浮き遮音壁 二重構造
防音天井の仕様
固定遮音天井 + 浮き遮音天井 二重構造
防音ドア
T-4 防音ドア(40dB減衰)
インナーサッシ
T-4 二重窓(40dB減衰)
防音 換気扇
ロスナイ
カラオケ用でも床の工事は必要?
カラオケの防音というと床の工事は必要ないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、遮音性を高めるために全体に浮構造が必要となります。床方向からの音漏れの対策というよりは「BOX in BOX」と呼ばれる部屋の中に部屋を作る防音室独特の構造を完成させるために必要な工事となります。
アナタ好みにカスタマイズ! その前に…
カラオケ用 防音室の仕様例
他社との違い!きめ細かなサービス
過去のご対応例から見る
カラオケを作るだけではなく、建築におけるあらゆる視点から「本当に使いやすい防音室」をご提案させて頂きます。
造作家具の製作やイメージ作り
弊社スタッフが図面を作成し、運送業者との打ち合わせもサポートします。ピアノの品番ごとにサイズが違うため、確認したい場合には担当者までお伝えください。
カラオケ機材のセットアップやご提案もサポート
アプリなどでカラオケを楽しまれる場合にはスピーカーやマイク、ミキサーやアンプといった必要機材を揃える必要があります。なかなか一般の方には分かりづらく、揃えるのが難しいものになりますが、弊社に在籍する音響機材専門のスタッフがご予算に合わせて最適な製品をご提案させて頂きます。

既存のお部屋
完成後のお部屋
完成後のお部屋寸法
防音床の寸法
既存の高さから10cm程度、高くなります。
防音壁の寸法
既存の壁面から7~8cm 狭くなります。
防音天井の寸法
既存と同じ高さ、または10cmほど低くなります。
建物の条件によって、天井と床は既存のお部屋と高さが変わらない工事も可能です。
天井を一度解体し、再度作り直す場合には天井裏のスペースに余裕がある場合には一層目の天井を高さを上げることで二層目の天井高を既存の天井高と同じ高さに設定することは可能です。床も同様に、木造戸建ての1階部分などでは高さを揃えることが可能です。実際に可能かどうかは現地調査に加え、建物図面の確認が必要となりますので、ご希望の場合は担当までお問い合わせください。
ピアノ防音室のお部屋の内寸は?
既存の状況によって、細かな寸法が異なります
お部屋の広さ
12畳
10畳
8畳
6畳
4.5畳
完成後の広さ
約10.7畳
約8.8畳
約7畳
約5.2畳
約3.8畳
防音室 価格帯
320万円〜
290万円〜
260万円〜
230万円〜
190万円〜
防音室工事の金額はどれぐらい?
付随する工事や空調、窓の寸法にご注意ください
木造戸建ての防音工事の金額
戸建て住宅での防音室工事は隣の民家との距離などで遮音性能の設定が異なります。マンションに比べて、音が許容される傾向があるので、その点は有利といえますが住宅内に漏れる音量に関しては注意が必要です。
防音ドアの遮音性能は?
室内側に漏れる音を防ぐためには防音ドアが必要となります。防音ドアにもグレードがあり、ドアを2枚にすることで性能を上げることも可能です。
防音ドア費用は25〜30万円程度が目安!
窓の遮音性能は?
壁面を遮音出来ていても、窓が弱ければ音が漏れてしまいます。二重窓によりT-4の性能を狙います。
二重窓の費用は12〜25万円程度が目安!
換気扇の有無
防音室は機密性に優れるため、内部の空気循環のために換気扇を設けることが多いです。使用用途によってご相談となります。
防音換気扇の費用は15万円程度が目安!
性能が確かなものだけを使用します
国内では様々なメーカーがドアやサッシを制作しておりますが「メーカーがしっかりとした測定を実施している」「弊社で実施したテストで性能が確認された」製品を使用しております。中には周波数帯を限定した有利なテストで記載されていることも… 「500Hzで〜」と記載がある場合には注意が必要です。
お部屋の広さ
12畳
10畳
8畳
6畳
4.5畳
完成後の広さ
約10.7畳
約8.8畳
約7畳
約5.2畳
約3.8畳
防音室 価格帯
350万円〜
320万円〜
280万円〜
250万円〜
210万円〜
RC造マンションの防音工事の金額
木造に比べて躯体の遮音性能が高いため、空気音の対策はスムーズな一方で音を聞く点が近い(隣室)ことや、振動は伝わりやすいことで注意が必要です。特にパイプスペースなどに注意して設計をする必要があります。
マンションは窓に注意
しっかり防音できていたとしても、窓から音が漏れてしまいクレームになるケースもございます。窓を開ける季節は注意が必要です。
パイプスペースの位置を確認
図面上でPSと記載があるのは上下に配管が通るためのスペースです。上下階に音が伝わる可能性があるので注意が必要です。
PS
もっと安く防音室工事をする方法
防音室は欲しいけど、予算オーバー…
解体工事をしない、防音工事
遮音性能を確実なものにするために、既存の壁面、天井などは一度解体し遮音性能の高いものに作り替える工程が存在します。そういった工程を省略することで工事のコストを少し下げる方法があります。
お部屋の広さ
12畳
10畳
8畳
6畳
4.5畳
完成後の広さ
約10.5畳
約8.6畳
約6.8畳
約5畳
約3.6畳
防音室 価格帯
300万円〜
260万円〜
230万円〜
200万円〜
170万円〜
メリット、デメリットがある工事です。
短工期・安価になる
解体の工程がなくなり、短工期となります。また、費用も安価となるのが特徴です。
狭くなる・保証なし
お部屋の天井高と床高はコントロールができません。また、遮音性能の保証対象からも外れます。