防音室工事について
音を気にせず、自分らしく過ごせる住空間を。
趣味も仕事も、集中できる音環境で快適に。
防音室が欲しいと思ったきっかけは?
例えば、グランドピアノやアップライトピアノは90dB~とアコースティック楽器の中でも音が大きい分類に属します。対して、フルートは音量はそれなりに大きいですが、周波数的に非常に防音しやすい楽器といえます。エレキギターはアンプでいくらでも音を大きくできるため、遮音性能は高く見積もっておかなければなりません。このように、楽器の種類で音の大きさが異なり、使用用途によって防音室に必要な遮音性能が異なります。
ライフスタイルによって変わる音環境
子供が電子ピアノから、グランドピアノに切り替えたら、近隣からクレームが…
音の大きさ
使用用途
や
によって遮音性能が異なりま す!
昔からの趣味だったジャズピアノを思いっきり演奏したい
管楽器 防音室
吹奏楽部に入部したが、練習する場所がなく、困っている
ギター 防音室
ずっと夢だった、自宅スタジオを実現したい。自宅で真空管アンプを鳴らしたい
歌うのが大好き!でも、知らない人には聞かれたくない。自宅でカラオケが楽しみたい
ドラム 防音室
自分のドラムセットを自宅で演奏できる環境が欲しい
シアタールーム・カラオケルームにもご対応しております。
防音室の中でも特に難しいのはカラオケルームです。音量が大きく、伴奏音源は様々な音が入っているので周波数も幅広く分布しており、ご家庭での防音はハードルが高い内容となっております。創和防音は防音工事20年以上の経験とノウハウでお客様の理想の音環境を実現します。




CASE01
木造住宅における防音室工事
木造一戸建てにて、防音対策のご依頼をいただきました。リビングとの仕切りには二重サッシを設け、防音性と視認性を両立。天井には吸音材を採用し、反響を抑えて快適な演奏空間を実現しました。新築物件のため既存解体は不要で、現状構造を活かした施工により、工期短縮とコスト削減も可能となりました。
CASE02
ピアノ教室 防音室工事
ピアノ教室の防音施工をご依頼いただきました。音が「クリアに聞こえる」環境を重視し、床はカーペット仕上げ、天井と壁の一部に吸音材を施して反響を抑制。既存の天井・壁・床を解体し、内部にグラスウールを充填したうえで新たに構造を組み直し、高い遮音性能と快適な音響空間を実現しました。




防音室の工事事例
楽器や使用用途によって使用が変化




CASE03
ワークスペース 防音室工事
弊社のショールームですが、ギターの演奏・DTM作業・また、少人数での会議なども考えたお部屋となっております。RC躯体での防音室のため、内部は非常に静かで居心地の良いお部屋を作ることができました。
基本的な防音室の仕様
基本的な防音室の仕様
防音床の仕様
高発泡・高弾性ポリスチレンフォーム 乾式防振床
防音壁の仕様
固定遮音壁 + 浮き遮音壁 二重構造
防音天井の仕様
固定遮音天井 + 浮き遮音天井 二重構造
防音ドア
T-3 or T-4 防音ドア(35~40dB減衰)
インナーサッシ
T-4 二重窓(35~40dB減衰)
防音 換気扇
ロスナイ
日常的なピアノ演奏であれば、ほとんどクレームになる心配はありません。
防音天井には特殊なの吊金具を使用し、壁も防振ゴム を挟み込むことにより浮き壁を採用。さらに床は高発泡・高弾性ポリスチレンフォームを組み合わせた浮き床とすることで、部屋全体がまるで宙に浮いたような状態となり、空気音だけでなく振動(固体伝播音)までも抑えます。これによりマンション下階への影響も最小限に抑えることが可能です。ピアノ教室のように常に全力で演奏する場合でも、夜間を除けば外への音漏れは気にならない程度に収まります。(RC造の一般的な住宅地を想定)お子様が登校前の朝早い時間帯でも、ご近所に気兼ねせず練習が可能です。大人になってから始めた趣味のピアノも、音が外に漏れにくいため恥ずかしさを感じる必要はありません。力いっぱい弾いた音であっても、隣室では小さな音としてわずかに聞こえる程度です。
アナタ好みにカスタマイズ! その前に…
防音室に明確な定義があるわけではありませんが、弊社では壁・床・天井のお部屋の前面に対して遮音工事を行うことを防音室工事と定義しております。必要に応じて「壁は二重だが天井は既存のまま」とする場合や、住環境に影 響がないと判断されれば床やドアなどを省くといったご提案もしております。オーダーメイドの防音室だからできる、細かなコントロールで適切な音環境を実現します。
ピアノ用 防音室の仕様例
測定と騒音計算
精密騒音計を用いた測定と、専門スタッフによる予測計算で防音室の効果を分かりやすくご説明します。
他社の防音室との違いは?
防音工事20年以上の経験とノウハウ!
一級建築士
一級施工管理技士
と
による、設計施工の防音室
工事内容の解説
お見積もり内容や工事内容を分かりやすく解説。日本で最も分かりやすい防音工事を目指しています!
特許技術有する技術力

創和防音は20年以上の防音工事の歴史の中で様々な測定・研究を続けてきました。防振技術で高い効果のある特許技術を生み出しました。
適正な価格と安心
安価で質の高い工事を目指して、確実な施工と適正な価格をお約束します
防音室の性能を保証します
『JIS A 1419』に準じた性能保証
集合住宅や都市部で暮らす人が増えるにつれて、防音工事の需要は年々高まっています。しかし一方で、防音工事を請け負う会社も急増しており、中には遮音性の低い不十分な施工を行う業者も少なくありません。その結果、「工事をしたのに音が止まらない」「想定した性能が出ない」といったトラブルが後を絶たないのが現状です。防音工事は目に見えない「音」を扱う特殊な工事です。国が一律に定める基準が存在しないため、施工会社によって性能の差が大きくなりやすく、さらに音の感じ方は人によって異なるため、客観的に性能を示すことが難しいという特徴があります。そこで創和防音では、JIS規格に基づいた測定方法を採用し、防音性能を数値でわかりやすくご説明しています。さらに『JIS A 1419』に準じた性能保証を設定することで、施工後の性能を「見える化」。大きな投資となる防音室工事を安心してご検討いただけるよう、確かな品質と信頼性をお約束しています。
既存のお部屋
完成後のお部屋
完成後のお部屋寸法
防音床の寸法
既存の高さから10cm程度、高くなります。
防音壁の寸法
既存の壁面から7~8cm 狭くなります。
防音天井の寸法
既存と同じ高さ、または10cmほど低くなります。
建物の条件によって、天井と床は既存のお部屋と高さが変わらない工事も可能です。
天井を一度解体し、再度作り直す場合には天井裏のスペースに余裕がある場合には一層目の天井を高さを上げることで二層目の天井高を既存の天井高と同じ高さに設定することは可能です。床も同様に、木造戸建ての1階部分などでは高さを揃えることが可能です。実際に可能かどうかは現地調査に加え、建物図面の確認が必要となりますので、ご希望の場合は担当までお問い合わせください。
防音室工事後のお部屋の内寸は?
既存の状況によって、細かな寸法が異なります
お部屋の広さ
12畳
10畳
8畳
6畳
4.5畳
完成後の広さ
約10.7畳
約8.8畳
約7畳
約5.2畳
約3.8畳
防音室 価格帯
320万円〜
290万円〜
260万円〜
230万円〜
190万円〜
防音室工事の金額はどれぐらい?
付随する工事や空調、窓の寸法にご注意ください
木造戸建ての防音工事の金額
戸建て住宅での防音室工事は隣の民家との距離などで遮音性能の設定が異なります。マンションに比べて、音が許容される傾向があるので、その点は有利といえますが住宅内に漏れる音量に関しては注意が必要です。
防音ドアの遮音性能は?
室内側に漏れる音を防ぐためには防音ドアが必要となります。防音ドアにもグレードがあり、ドアを2枚にすることで性能を上げることも可能です。
防音ドア費用は25〜30万円程度が目安!
窓の遮音性能は?
壁面を遮音出来ていても、窓が弱ければ音が漏れてしまいます。二重窓によりT-4の性能を狙います。
二重窓の費用は12〜25万円程度が目安!
換気扇の有無
防音室は機密性に優れるため、内部の空気循環のために換気扇を設けることが多いです。使用用途によってご相談となります。
防音換気扇の費用は15万円程度が目安!
性能が確かなものだけを使用します
国内では様々なメーカーがドアやサッシを制作しておりますが「メーカーがしっかりとした測定を実施している」「弊社で実施したテストで性能が確認された」製品を使用しております。中には周波数帯を限定した有利なテストで記載されていることも… 「500Hzで〜」と記載がある場合には注意が必要です。
お部屋の広さ
12畳
10畳
8畳
6畳
4.5畳
完成後の広さ
約10.7畳
約8.8畳
約7畳
約5.2畳
約3.8畳
防音室 価格帯
350万円〜
320万円〜
280万円〜
250万円〜
210万円〜
RC造マンションの防音工事の金額
木造に比べて躯体の遮音性能が高いため、空気音の対策はスムーズな一方で音を聞く点が近い(隣室)ことや、振動は伝わりやすいことで注意が必要です。特にパイプスペースなどに注意して設計をする必要があります。
マンションは窓に注意
しっかり防音できていたとしても、窓から音が漏れてしまいクレームになるケースもございます。窓を開ける季節は注意が必要です。
パイプスペースの位置を確認
図面上でPSと記載があるのは上下に配管が通るためのスペースです。上下階に音が伝わる可能性があるので注意が必要です。
PS
もっと安く防音室工事をする方法
防音室は欲しいけど、予算オーバー…
解体工事をしない、防音工事
遮音性能を確実なものにするために、既存の壁面、天井などは一度解体し遮音性能の高いものに作り替える工程が存在します。そういった工程を省略することで工事のコストを少し下げる方法があります。
お部屋の広さ
12畳
10畳
8畳
6畳
4.5畳
完成後の広さ
約10.5畳
約8.6畳
約6.8畳
約5畳
約3.6畳
防音室 価格帯
300万円〜
260万円〜
230万円〜
200万円〜
170万円〜
メリット、デメリットがある工事です。
短工期・安価になる
解体の工程がなくなり、短工期となります。また、費用も安価となるのが特徴です。
狭くなる・保証なし
お部屋の天井高と床高はコントロールができません。また、遮音性能の保証対象からも外れます。

どのように調整するのか?
防音室工事後の内部環境を計算によって予測し、適切な吸音施工をご提案することも可能です。ご自身で調整をされる場合にも一つの目安となる値ですので、ぜひご利用ください。
室内の反響のコントロールについて
静かなだけでは防音室ではない!
防音室は音を内部に閉じ込める性質が強いため、内部の反響は非常大きくなります。楽器演奏においては低音がぼやけて聞き取れなかったり、自身の声が響きすぎて、話しづらかったりと問題が発生します。そのため、適度な反響となるように室内に吸音パネルを設置して、室内の音環境をコントロールします。
吸音しないとどうなるのか?
吸音仕上げ、または吸音パネルの設置で音をコントロールします。グラスウールに布を巻いたものを室内に配置し、面積や量によって吸音の量をコントロールします。楽器奏者の方でご希望の方はグラスウールパネルを演奏しながら増やしていき、お好みの吸音率を探るサービスもございます。
適切な吸音率の計算も可能です。

防音室工事の図面について
正確な工事には欠かせない
建物の構造(在来工法やツーバイフォーなど)を図面から把握することで、柱・梁・壁厚・天井高さに基づき、遮音設計や見積りが可能になります。図面がない場合でも現地調査で採寸し、CADで現況図を作成して計画に落とし込みます。施工図では、浮床・浮壁・浮天井の納まりや断面部のディテール、吸音材の仕様、下地の寸法などを正確に反映し、設計と施工を高精度で一致させます。これにより、Dr値やL値といった具体的な遮音性能をお客様に提示でき、工程管理・コスト管理・品質保証を一貫して支える役割を持ち、追加工事のリスクを最小化しつつ高品質な施工を実現します。
図面と施工図が工事成功の基盤となります。

事業用・店舗用 防音室
ダンススタジオでは、ジャンルによっては大音量で音楽を流すため、防音対策が欠かせません。さらに、音楽に合わせたジャンプやステップによって発生する「重量床衝撃音( 振動)」への対策も重要です。創和防音では、独自の特許技術を活かし、音と振動の両方に効果的なソリューションをご提供いたします。防音は独自の特許技術によりこれを実現します。
安心して事業を継続するために
フィットネスジム 防音室
ダンベルの落下音やランニングマシンの騒音を和らげます。
ダンススタジオ用 防音室
数名から数十名の方が踊れる空間を実現。事前のテストも可能です。
防音
防振
や
が必要な防音室

ダンススタジオの防音を考える時、注意しなければならないのが「床の衝撃音」です。浮床と呼ばれる方法で遮音することが一般的ですが床の防音は防音工事の中でもハードルが高く、工事できる業者も限られています。創和防音は自社の特許技術「ドンナラン」でお客様が安心してダンスが出来る環境を実現します。
床の音もしっかり防音
最高グレードの浮床
創和防音の「ドンナラン」は既存建物の2階以上に施工できる浮床としては最高グレードとなっており、ダンススタジオやフィットネスジムの防振対策で沢山のお客様にご満足頂いております。
防音工事で失敗しないために
過去に「作ったのに防音ができておらず、やり直し」という事例は少なくありません。費用や時間を無駄にしないためにも次の観点で業者を選んでください。
①防音専門か/実績が豊富か
防音室は遮音計算や音響設計が必須です。一般のリフォーム業者では失敗する可能が非常に高いです。創和防音のように長い期間、実際に工事をしているのか?専門性の高いスタッフがいるか?などを気をつけてください。
②事前調査を徹底するか
現場環境・構造・間取り・音源の周波数特性で工事内容が変わります。騒音測定や周波数分析を行い、根拠のある仕様提案ができているか確認してください。
③見積の透明性と性能保証があるか
「一式いくら」ではなく内訳明細を提示。相見積も可。極端に安い場合は達成すべき遮音性能の数値と保証(測定含む)の有無を確認、測定においては「500Hzに限定する」といった、消費者にとって不利になる記載がないかを確認してください。





