
WORK 18
騒音シミュレーション 高圧系統用蓄電 池システム
高圧系統用蓄電池システムの設置に伴う騒音対策として、騒音シミュレーションをご依頼いただきました。新製品かつ前例の少ない計画であったため、詳細な音源データがない状況でしたが、弊社の過去実績データをもとに音源を推定し、まずは平面上に障害物のない条件でシミュレーションを実施しました。これにより、周辺への影響傾向を把握するとともに、実際の計画で設置予定の防音壁についても効果を踏まえた仕様検討を行い、最適な対策の方向性をご提案しております。
納期
18日程度
計算内容
高圧系統用蓄電池システム
金額
440,000円
場所
指定なし
騒音シミュレーションの目的
騒音問題が懸念される場合には、現状の課題を整理し、どの位置にどの程度の対策が必要かを把握するためにシミュレーションを実施します。今回のようなケースでは、まず平面的な条件で検討を行うことで、設備の設置可能な位置や対策の方向性を確認するための基礎資料とします。実際の計画地では傾斜地や周辺建物の影響も想定されますが、今回の結果をもとに敷地内での配置検討を進めることが可能です。
設備関連のシミュレーションの難しさ
ご依頼時には、多くのお客様が「最も大きな音を発生する設備」に着目されますが、実際にはそれに付随する設備からも一定の騒音が発生しているケースが少なくありません。特に低い周波数帯の音は遠くまで伝わりやすいため、音源から離れた場所では主設備よりも付随設備の影響が大きく現れる場合もあります。また、開発段階の設備や企業独自のノウハウを含む設備では、詳細な情報の共有が難しいこともありますが、少なくとも音量については十分な精査が必要です。
防音壁の考え方

防音壁をご検討されているお客様から、騒音シミュレーションのご依頼をいただくケースは非常に多くありますが、実際には建物(屋根のある空間)と比較すると、屋外での遮音対策は難易度が高いのが実情です。防音壁は音源よりも高い位置まで立ち上げることで効果を発揮しますが、構造的・コスト的な制約から十分な高さを確保することは容易ではありません。そのため、防音壁のみで大きな低減効果を得ることは難しい場合も多く、万能な対策ではない点について、あらかじめご認識いただくことが重要です。
お施主様のコメント
計画段階から設置可能箇所の目処が立ち、また視覚的に分かりやすい資料のため
担当者のコメント
今回は施主様が独自に設けた音量目標を達成するための対策の検討でした。開口部も多く、非常にハードルの高い内容でしたが、お客様自身もどこがどのように難しいのかを把握もされていなかったので、内容が整理され計画が円滑に進むお手伝いが出来たと感じております。




