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防音工事完了後の写真

WORK 11

間仕切り壁の騒音対策

広めのお部屋を、お子様用に2つの部屋へと分割したいとのご相談をいただきました。お打ち合わせの中で「会話の声は聞こえても、内容までは聞き取れない程度にしたい」とのご要望があり、プライバシーへの配慮が求められるケースでした。そこで、間仕切り壁には通常よりも遮音性能の高い仕様(遮音等級D-35〜D-40)を採用。音を完全に遮断するのではなく、生活音としての存在感は残しつつ、内容が分からない程度に音量をコントロールできるように設計しました。お子様同士が安心して過ごせる空間を確保しつつ、将来的なライフスタイルの変化にも対応できるよう配慮したリフォームとなっています。

工期

7日

金額

1,400,000円

リフォーム内容

間仕切り防音壁の造作
天井の遮音工事・防音ドア取り付け

場所

大阪府吹田市

防音工事後の図面

after

防音工事前の図面

before

間仕切り壁の防音仕様について

今回の音源は「人の声」「電話の会話」が中心で、特に約80dB程度の女性の声を想定し、遮音設計を行いました。壁面には、一般的な間仕切り壁の約2倍の遮音性能を持たせることを目指した構造を採用しています。

間仕切りの遮音だけでは不十分?

天井裏の空間が2部屋でつながっているため、音が天井を通って回り込むリスクがありました。そこで、片側の天井面に増し張り施工を行い、上部からの音漏れ対策を強化しました。施工後のチェックでは、実際にお客様に音の変化をご体感いただき、大変ご満足いただけました。

間仕切り壁の遮音について

間仕切り壁へのグラスウール充填

​防音室の壁面などと同様にグラスウールを充填した壁面に厚めの石膏ボードを重ね貼りすることで遮音をします。間仕切り壁の遮音性能は一般的にD-20(20dB減衰)程度ですが、今回はD-35~40になるように設計し、防音しました。

天井裏の遮音について

​間仕切り壁の防音は確実でしたが、天井裏からの音の回り込みの懸念があり、天井にも石膏ボードの重ね貼り工事を実施しました。こちらも通常より厚い石膏ボードを使用し、遮音を実現しました。

天井の石膏ボード重ね貼り

お施主様のコメント

色々と、相談に乗っていただき、こちらが納得する、工事をしていただきました。
また、機会が、ありましたらお願いしたい業者さんでした。
ありがとうございました!

担当者のコメント

基本的に部分的な防音工というのは大きな効果が狙えないものですが、本件は特に上手くいったケースかと思います。窓の部分の遮音が難しかったのを、うまく壁面でカバーし、天井への増し張りも最低限実施することで狙った通りの効果を出すことができました。​今回は2つの部屋のうち、1つは防音ドアとしておりましが、コストダウンと必要な遮音性を確保することができました。

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