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WORK 01

ピアノ用防音室

ピアノ指導者様からのご依頼で「ピアノレッスン室」を制作しました。ピアノ室が隣接する 1 階には、洗面・浴室・トイレがあるのみで他に居室が無い事と、 お施主様のご要望として遮音対策の対象は近隣に対するもので自宅内には多少聞こえても問題ないということもあり、外部への遮音対策に重点を置きました。コストも鑑みて自宅内の扉はT-3(1重)仕様となりました。また、用途が子供を中心としたピアノ教室であるため、壁面の吸音材は汚れや破れを考慮して壁面の上半分に配置しました。また、お施主様からは今回のピアノ室は少しライブ気味にして欲しい(音が響き易く)と いうご要望もあり、新居のピアノ室はお引越し前のピアノ室と比較して少しライブな響きになるように吸音を調整しました。

工期

20日

内容

ピアノ教室 防音室工事

金額

​3,500,000円

場所

大阪府内某所

長沢邸_図面(改修前、改修後) (1).webp

after

長沢邸_図面(改修前、改修後)のコピー.webp

before

騒音予測計算による工事の効果予測

弊社の遮音計算は、単に「壁面のみ」「天井面のみ」といった一方向での計算ではなく、複数の経路から音が伝わる現実的な状況を想定し、より実態に即した数値の算出を行っております。

防音室の施工にあたっては、工事前に必ずこの遮音予測値をお客様にご提示し、完成後に想定される音環境をもとに「どの程度の音量で使用できるか」「生活や近隣への影響はないか」といった点を事前にご確認いただけるよう、お打ち合わせを実施いたします。また、デシベルという数値だけでは音の大きさを具体的にイメージしづらい場合も多いため、打ち合わせの際には小型スピーカーによる実演や、騒音計を使用した可視化を通じて、よりわかりやすいご説明を心がけております。

室内の響き方をコントロール

残響時間(室内で音が響く長さ)は、演奏者にとって非常に重要な要素のひとつです。  一般的に、練習環境では残響時間が短い方が音の明瞭さが増し、細かな演奏の確認がしやすくなります。一方で、お部屋で「演奏を楽しむ」ことを重視される場合には、少し残響時間を長めに設定することで、心地よい響きを感じながら演奏していただけることもあります。

 

 弊社では、防音室の使用目的やこれまでの演奏環境について丁寧にヒアリングを行い、違和感のない音響空間を目指して、吸音材の量や配置を調整。お客様にとって理想的な演奏環境の実現をお手伝いしております。

吸音仕上げによる、反響の調整

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壁面が上下で色が違っています。これは上部分(白)の壁面はグラスウールを使用した吸音仕上げとなっているからです。ピアノの反響抑制やフラッターエコーを防止するための仕上げとなっております。

※フラッターエコーとは?

​壁面や床と天井などの並行面で発生してしまう不要な反響のこと

エレクトーンの音も防音可能な遮音性能

エレクトーンはドラムやエレキベースの音源が搭載されていることから、一般的なピアノ教室よりもより強固な防音が求められます。壁面や天井、床に至るまで遮音性能を検討し、さまざまなシチュエーションに対応する防音室を施工しました。

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お問い合わせ・無料見積もり

創和防音は、誠実な対応と確かな工事で

理想の防音空間を実現します。

お電話受付 8:00-18:00 (平日)

お見積もり・現地調査無料です。お気軽にお問い合わせください。

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