
WORK 15
ゲーム配信用 防音室
大阪市阿倍野区のマンションにお住まいのお客様より、ゲーム配信用の防音室の制作依頼をいただきました。ゲーム配信は、ピアノやギター演奏のように大きな音が連続して発生する用途ではないため、今回は既存の内装を解体せず、現状を活かした防音計画をご提案しています。具体的には、既存壁の前面に浮き構造の遮音壁を設置、床は浮遮音床、天井は浮き遮音天井という構成とし、建物への影響を最小限に抑えながら、必要十分な遮音性能を確保しました。竣工後に実施した遮音測定では、事前にお伝えしていた遮音性能を上回る結果が確認され、実際の使用感についても「安心して配信ができる」と、お客様に大変ご満足いただくことができました。
工期
15日
リフォーム内容
防音室工事
金額
2,500,000円
場所
大阪市阿倍野区

after

before
既存壁面の前に遮音壁を立ち上げ、防音を実現
今回は、ピアノやエレキギターのように連続して大きな音が出る楽器ではなく、人の声が主な音源であることから、防音室としては中程度の遮音グレードで十分と判断しました。そのため、既存の壁を解体したり、固定の遮音壁を一から作り直すことは行わず、既存の壁の手前に「浮き遮音壁」を新たに設ける工法を採用しています。この方法により、必要な遮音性能をしっかり確保しながら、工事範囲を最小限に抑え、コストを抑えた防音対策を両立することができました。
梁周りやドア周り
今回のお部屋では梁が2か所あり、ドアの取り付け自体は可能な寸法を確保できる状況でした。 しかし、換気扇の設置位置や、ドア開閉時に別の建具と干渉する可能性があるなど、全体の収まりを検討するのが非常に難しい物件でした。 そのため、事前に施工図(詳細図面)を綿密に作成し、ミリ単位での寸法調整を行ったうえで施工を進めています。
クローゼットの解体について

クローゼット内部まで遮音を回すため、既存の扉は撤去しました。遮音壁を連続して施工する関係上、既存の扉は使用できなくなりますが、必要に応じて新たに扉を設置することも可能です。今回はお客様のご希望により、扉を設けない形での仕上げとしました。お部屋のレイアウトや音の回り込み方にもよりますが、クローゼットを解体して一体的に遮音することは、防音性能を確保するうえで非常に重要なポイントとなります。
工事後の測定
防音室の工事完了後、測定用スピーカーおよび雑 音発生器を使用して遮音性能の効果測定を行いました。 今回は集合住宅での施工のため、壁面4面すべてでの測定は行えませんでしたが、測定可能な箇所においては、事前にお伝えしていた想定値を上回る遮音効果を確認することができました。 このように、弊社では防音室工事完了後に必ず性能測定を実施し、その結果を測定報告書としてお客様へご提出しております。 JIS規格に基づき、全周波数帯において遮音性能が目標値を満たしているかを確認し、数値として分かりやすくご報告しています。

お施主様のコメント
防音の性能、仕上がりとも非常に満足しています。創和防音にお願いしてよかったと思っています。
担当者のコメント
初回の現地調査から工事まで1ヶ月ない期間で、スピーディーなご対応をご希望でしたがマンションの管理組合とのやりとりも含め、非常にスムーズに進むことができ、お客様のご希望を叶えることができました。











