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What is BOUON?

そもそも防音工事ってなに?

住まいを採点する、新たな基準「音環境」

テレワークの普及が進む現代では、住環境にこだわる人がますます増えています。断熱性や省エネ性能など、さまざまな基準がある中で、特に注目を集めているのが「遮音性能」です。外部の騒音を遮断し、静かで快適な空間を確保することはもちろん、自宅で楽しむ楽器やオーディオの音が外に漏れないようにすることも、理想的な住まいを実現する上で欠かせない要素となっています。

​壁・床・天井・建具 による遮音設計

車の走行音など、屋外からの騒音が気になる場合、多くの場合「二重窓(内窓)」をおすすめすることが一般的です。もちろん、これは遮音性を高めるうえで効果的な方法です。しかし、お客様が求めている「静かな住環境」を実現するためには、不十分なケースも少なくありません。窓の周囲の壁は、遮音性能を備えているか?換気口や通気スリットなどから、音が入り込んでいないか?こうした点を見落としてしまうと、せっかく窓を強化しても十分な静かさを得られないこともあります。弊社のような防音の専門業者が行うのは、こうした点を総合的に判断したうえで対策をご提案する工事です。

床の防音工事

想定ではなく、計算された音空間

遮音性能は、その特性上、正確な数値化が難しく、多くのハウスメーカーでは「想定値」として扱われることが少なくありません。そのため、十分な検証がされないまま、重要な要素なのに見過ごされてしまいがち。弊社ではお客様のライフスタイルに寄り添い、単なる部材の想定値に頼るのではなく、計算に基づいた設計・施工を行っています。音環境の質を高め、快適な住空間を実現するため、一つひとつの工程にこだわり、確かな遮音性能をお届けします。

ピアノを弾く少女
グラスウール充填作業

防音工事の難しさ

「工務店で防音工事をしたのに、あまり効果が感じられない」こういった声を耳にすることがあります。見た目はしっかり施工されているようでも、防音は「音」という目に見えないものを扱うため、専門的な知識と経験が必要です。設計段階では、音の伝わり方や出入りする経路を把握し、細かく対策を考える必要があります。また、工事でも「隙間をつくらない」ために特殊な施工技術が求められ、職人や現場管理者にも防音の専門性が問われます。図面上は同じに見えても、実際の効果は「作業者がどれだけ防音を理解しているか」で大きく変わってくるのです。

CHECK POINT

静かなだけでは、十分ではない?

遮音性能を高めれば一見、それだけでお部屋の満足度が高まるように感じるかもしれません。しかし、ある程度の遮音性能を超えると室内に音を閉じ込める力が強くなった反動で、室内の反響が大きくなりすぎてしまいます。そういった場合に必要になるのが「吸音」です。室内の反響を抑制し、心地よい空間を実現します。創和防音では平均吸音率を計算し、心地よい空間をご提案しております。

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