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​〈 騒音シミュレーション

設計士や

​事業者様へ

騒音シミュレーションとは?

工場やコンサートホールなどで発生する大きな音がどの程度の範囲でどの程度の音量で伝わるかを専用のソフトを使い、物理学の計算に基づいて算出することを言います。工場に新たに機材を導入する場合や本来は違う用途で使用している場所でコンサートを開きたい場合に必ずと言って出てくるのが騒音問題です。事業が進み始めてから騒音による行政指導があった場合には予想外の出費が出たり、そもそも事業継続が難しくなる場合も考えられます。そういった事態を避けるために騒音シミュレーションは皆様のお力になれるはずです。

環境騒音予測ソフトウェア SoundPLAN

建設工事、道路交通、工場、鉄道などの騒音予測 様々な用途で活躍します。

私たちの生活はさまざまな音に囲まれています。しかし、音を出す側と聞く側では感じ方が異なり、特に工事や交通などの活動によって生じる音は、受け入れられない場合「騒音」として問題になることがあります。こうしたトラブルを防ぐには、事前に騒音を予測し、適切な対策を講じることが大切です。「SoundPLANnoise」は、発生源や周辺環境に応じた精度の高い騒音予測を行い、適切な判断や対策をサポートするソフトウェアです。

HOW TO USE

どう役に立つのか?

騒音シミュレーションの例

効果的な騒音対策を
ピンポイントで実施可能に!

騒音計算を行うことの最大の利点は事前に効果を予測することができ、効果的で経済的な対策案を検討できることにあります。 騒音の種類によって「必要な箇所に必要なだけの対策」をピンポイントで行うことが可能になります。

断面コンターマップ(騒音シミュレーション・騒音計算結果)

WHAT CASE

どのような場面で役に立つ?

・ 工場の新築に伴う近隣への騒音の影響を予測したい。

・ 設備機器を増設するの際に規制基準値内かを確認したい。

・ 騒音対策を行いたいが、効果的な対策方法が分からない。

・公共建築の設計業務で行政から音に関するデータを求められた。

EXAMPLE

実際の事例

非常用発電機

CASE01

​新規設備による騒音の影響

建物の横に非常用発電機を設置する予定だが近隣にどの程度の影響が出るのかをシミュレートしたい。

【費用の目安】約20万円〜  【期間】 2週間〜

新設工場の音の影響

工場を新設する予定の土地の隣を電車が走行している。この電車の騒音を工場が反射して、線路の反対側の住宅へどの程度影響が出るのかを先に把握したい。

【費用の目安】約20万円〜  【期間】 2週間〜

CASE02

HOW TO SOUON

騒音の検討方法

音源 Lr1測定点 Lr2境界線など評価点 r1 r2

騒音計算の計算式(距離減衰)

音圧の大きさは、伝搬した距離によって減衰します。これを音の距離減衰と呼びます。音は距離の2乗に反比例して減衰し、これを逆2乗則と呼びます。

図のように騒音の原因からの距離 r1、r2 における音の大きさをそれぞれ Lr1、Lr2 とすると距離 r2 における音圧レベルは以下の式で騒音計算することができます。 点音源の場合、距離が2倍離れると、6dB減衰します。

Lr1:測定点での音圧レベル(dB)  Lr2:評価点での音圧レベル(dB)

r1:音源から測定点までの距離(m)  r2:音源から評価点までの距離(m)

距離減衰の計算式

設計士や

​事業者様へ

騒音シミュレーションの流れ

建築図面や地形データを基に、音源建物や音源設備機器、周辺建物を含めた3D予測モデルをソフトウェア上で作成します。

音源建物や音源設備機器には騒音源データを入力し、騒音レベルを予測したいポイントに評価点(受音点)を配置します。

音源から評価点(受音点)への直接音、地表面や周辺建物に反射する反射音、防音壁や周辺建物を回り込む回折音を考慮して計算されます。計算結果は、各騒音源毎に計算されるため、寄与の大きい音源と、寄与の小さい音源とを明確にすることができます。

これにより「必要な箇所に必要なだけの騒音対策」をピンポイントで行う、効果的で経済的な対策案を検討することが可能です。

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