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防音工事の業者選びで失敗しないために – 創和防音が教える確認ポイント

  • 執筆者の写真: riku kawanaka
    riku kawanaka
  • 10月1日
  • 読了時間: 6分

楽器演奏やホームシアター、レコーディングなどで快適な音環境を手に入れるために、防音工事は欠かせません。しかし、防音工事は費用が高額になりやすく、専門性も高いため、業者選びを間違えると「想定より音が漏れる」「防音室が使いづらい」といった残念な結果になりがちです。


創和防音では、長年の経験と豊富な知識を活かし、適切な業者選びのポイントをお伝えしています。以下では、失敗しない防音工事のために契約前に確認すべき事項を整理し、創和防音がどのようにそれらを満たしているかをご紹介します。


疑問に思う女性



1. 会社の実在と体験できるショールームを確認する

防音工事は目に見えない「音」を扱うため、信頼できる事業者に依頼することが大切です。ウェブサイトだけを見ると立派に見える会社でも、実際にはバーチャルオフィスを使っていたり、実績のない業者も存在します。依頼前には、会社が実在し、気軽に訪問できる場所を持っているかを必ず確認しましょう。



  • 実在する所在地の確認 

    創和防音を運営する株式会社創和設計は1985年設立の建築設計事務所で、大阪市北区松ヶ枝町2‑5に本社を構えています。会社住所を地図検索すると自社ビルが確認できるほか、電話番号も明示されているため安心です。


  • ショールームの有無

    技術力を確かめたい場合はショールームに足を運びましょう。創和防音では防音体験ができるショールームを設置しており、スピーカーから音を出したり、実際に楽器を演奏しながら遮音・吸音性能を体験できます。ショールームでは、室内と室外の音の聞こえ方を確認したり、録音した自分の演奏を再生して音漏れをチェックすることも可能です。



会社の所在地やショールームを確認することは、その企業が実体のある信頼できる業者であるかを見極める重要なポイントです。



2. 許可・資格と経験をチェックする


防音工事は設計から施工まで専門性が高く、法令や建築基準の理解も欠かせません。資格や許認可を取得している企業は、国や自治体が定める要件を満たし、技術力と安全性の基準をクリアしている証拠となります。


  • 建築士や施工管理技士などの資格

    創和防音には一級建築士2名、二級建築士1名、騒音・振動関係公害防止管理者、インテリアプランナー、一級施工管理技士など、専門資格を持つスタッフが在籍しています。これにより、音響設計から施工管理まで一貫して専門家が担当し、高品質な防音室を提供できます。


  • 設計事務所としての長い歴史 

    創和防音の母体である株式会社創和設計は約40年にわたって建築設計・施工を手掛けてきた実績があり、防音工事部門としても20年以上の経験を積んでいます。長年の経験で培ったノウハウと豊富な施工実績が信頼の裏付けです。


  • 特許技術への取り組み

    フィットネスジムやダンススタジオなど、振動を伴う案件にも対応するために、創和防音は特許技術「ドンナラン」など独自の防音・防振床工法を開発しています。こうした技術力は専門資格と実績を土台に生まれています。


資格や豊富な経験を持つ業者に依頼することで、施工計画や工事内容の妥当性が高まり、安心して任せられます。



防音室の実績


3. 大手企業や公共事業からの受注実績を確認する

大手ハウスメーカーやゼネコンから直接受注するためには、経営状況や施工品質、技術者数などの厳しい与信審査をクリアする必要があります。そのため、こうした取引実績があるかどうかは業者を選ぶ際の重要な指標です。


創和設計は、JR東海コンサルタンツ様や竹中工務店様、日本音響エンジニアリング様など名だたる企業を主要取引先に挙げています。大手企業からの直接受注実績は、高い技術力と信頼性を兼ね備えている証拠です。また、公共性の高い施設や企業の音響設計に携わっていることから、騒音対策や防音室工事に必要な厳格な基準をクリアしていることがうかがえます。



4. 防音性能の測定方法と保証内容をチェックする


防音工事は「音をどれだけ減衰できるか」が成果となるため、どのような測定方法で性能を確認し、どこまで保証してくれるかが重要です。中には、特定の周波数帯域のみ測定して性能が出ているように見せかける業者もあるため注意が必要です。



  • JIS規格に基づく測定と保証

    創和防音では、防音室の性能をJIS規格「JIS A 1419」に準拠した遮音等級(D値)で測定し、設計時に設定した遮音性能を達成していることを保証しています。すべての周波数帯域(125 Hz・250 Hz・500 Hz・1 kHz・2 kHz・4 kHz)で性能保証を行っており、一部の周波数だけを評価するようなことはありません。


  • 測定結果の報告書を提出 

    工事後には、測定結果をまとめたレポートをお客様に提出し、設計時の遮音性能が満たされているかを確認してもらいます。結果を数値で「見える化」することで、施工内容への納得度が高まります。


  • 保証対象外の工事も明示

    既存部を解体しない工事や壁一面のみの遮音など、予測が難しいケースでは保証の対象外になることを明示しています。事前に保証の範囲を確認しておくことで、工事後のトラブルを防げます。


業者を選ぶ際には、効果測定の方法や保証範囲を具体的に確認し、納得できる説明があるかどうかをチェックしましょう。



5. 目的に合ったプランニングと綿密な現地調査


防音対策は、騒音の種類や発生方向、求める音環境によって適切な工法が異なります。理想の効果を得るには、現地調査と専門的な計算に基づくプランニングが欠かせません。


  • 騒音の種類と方向を把握する

    騒音トラブルは「音を出す側」と「受ける側」の二つに大別され、音の種類や発生方向を正確に把握することが重要です。創和防音では、問題の音源や方向を整理し、最適な対策を提案します。


  • 音の大きさと遮音性能を測定

    dB(デシベル)を用いた騒音計測や壁の遮音性能の測定を行い、現状を正確に把握した上で遮音方法を検討します。騒音計測の結果とJIS規格の遮音等級を組み合わせて適切な性能を目標設定します。


  • 現地調査で細部まで確認

    創和防音の専門スタッフが現地に赴き、部屋の広さや建具寸法、騒音状況を細かく調査します。場合によってはスピーカーで音を鳴らし、隣室での聞こえ方まで確認しながらプランニングを行います。調査結果に基づき、音の経路を総合的に考慮した防音工事を提案するため、無駄な工事を避けながら十分な効果を実現できます。


  • コストと効果のバランス

    遮音性能は上げれば上げるほど費用が増加しますが、全てを最高性能にする必要はありません。創和防音では、お客様が気になっている音の大きさや用途に応じて、二重窓の設置や増し張り工事など、費用対効果の高い対策を提案します。


このように、現地調査から設計・施工まで一貫して行い、騒音の種類や規模に応じて最適な工法を選ぶことが重要です。DIYで対策する場合や経験の浅い業者では、重量や構造を誤って効果が得られないこともあるため、専門家への依頼をおすすめします。



業者選びのまとめと創和防音からのご提案


防音工事の業者選びでは、会社の実在やショールームの有無、資格や実績、測定方法と保証内容など、多くの確認ポイントがあります。創和防音は、1985年設立の株式会社創和設計による防音専門事業であり、建築士や施工管理技士などの資格を持つスタッフが在籍し、大手企業からの受注実績も豊富です。


また、JIS規格に準拠した性能保証を実施し、工事後には測定レポートを提出して性能を可視化しています。

防音工事を検討されている方は、ぜひ創和防音のショールームで実際の遮音・吸音性能を体験し、専門スタッフにご相談ください。音の大きさや用途に応じた最適なプランをご提案し、快適な音環境づくりを全力でサポートいたします。


防音工事について

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理想の防音空間を実現します。

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