「オフィスがなんかうるさい…」その悩み、防音で解決できるかも??
- riku kawanaka
- 2024年6月7日
- 読了時間: 4分
更新日:10月30日

なぜオフィスに防音対策が必要なのか?
近年、オフィスの「音環境」に対する関心が急速に高まっています。その背景には、騒音による業務効率の低下やストレスの増大、さらには機密情報の漏洩リスクといった、見過ごせない問題があるからです。
特に、オープンオフィスやフリーアドレス制を導入している企業では、電話や会話、コピー機などの機械音が常に耳に入り、集中力を保つのが難しい環境になりがちです。こうした音のストレスが積み重なることで、社員のモチベーション低下や離職の一因となるケースも報告されています。
創和防音にも、「会議中に周囲の音が気になる」「静かなスペースを確保したい」といったご相談が年々増加しています。「オフィスがうるさい」「集中できない」と感じたとき、防音対策は快適な職場づくりの第一歩となります。この記事が、音環境の改善に向けたヒントとなれば幸いです。
2. 騒音・音漏れの主な原因
オフィスの騒音や音漏れには、複数の原因が絡み合っていることがほとんどです。弊社がこれまでに防音調査を行った企業様でも、以下のようなパターンが特に多く見受けられました。
主な原因とその特徴
内部発生音
電話応対や会話、キーボードのタイピング音、プリンター・コピー機の作動音など、日常的に発生する業務音。 特に複数人が同時に話すと、周囲の会話と混ざり、内容の聞き取りや集中に支障をきたすことがあります。
反響による拡散
オフィスの多くは、音が反射しやすい構造になっています。 このため、小さな音でも室内に響き渡り、不快な雑音として感じられることがあります。
構造上のすき間・遮音不足
ドアや窓まわり、天井裏の配線スペースなどのすき間から、音が漏れたり侵入したりするケースも多くあります。 また、軽量パーティションや薄い間仕切り壁では、隣接空間への音漏れを完全に防ぐことは困難です。
こうした原因が複合的に存在すると、静かな環境が保てず、業務効率にも大きな影響を及ぼします。効果的な防音対策を行うには、まずは「どこから、どんな音が、どう伝わっているか」を正確に把握することが重要です。
3. 導入すべき防音対策とレイアウト改善のコツ
遮音対策(音の侵入・漏れを防ぐ)
〈防音ドア〉
オフィスで採用されているドアの多くはT-1以下の遮音性能(20dB程度)しかありません。これでは会話が筒抜けになってしまったり、外部からの騒音を防ぐことが出来ません。より遮音性の高いドアに変更し、音漏れや音の侵入を防ぎます。

〈二重窓〉
大通りに面しているオフィスでは、交通騒音が問題となるケースがございます。窓から騒音が入ってくる場合には二重窓で対策することが有効です。

インナーサッシの例 三協アルミ:プラメイクEⅡ
〈隙間をなくす〉
換気扇や通気口から騒音が侵入するケースも少なくありません。換気扇を塞いでしまうことは出来なくとも。開口を可能な限り小さくすることで対策は可能です。
吸音対策(室内の反響を軽減)
〈吸音パネル〉
壁や天井に設置し、会話の反響やフラッターエコーを抑制します。声や音が響きすぎることを防止して、働きやすい環境を実現します。

4. 防音対策の導入ステップ
ステップ | 内容 |
① 騒音・用途の把握 | 大声や会話・Web会議音など場面ごとに課題を整理 |
② 優先ゾーンの特定 | 会議室、応接室、休憩室など音漏れが特に問題となる場所を確認 |
③ 対策選定と提案 | 対策方法を整理し、お見積もり |
6. 創和防音の専門サービス紹介
創和防音では以下を提供しています
7. まとめ:音ストレスを減らし、生産性をアップ
例に挙げた内容以外でも様々な騒音対策にご対応しております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。
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音の悩み、創和防音が解決します。
大阪・兵庫・京都・奈良など関西全域で対応中。
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〈この記事を書いたライター〉 創和防音 編集部
創和防音は一級建築士・騒音振動公害防止管理者・一級施工管理技士など建築のエキスパートをはじめ、音楽大学卒業・元大手楽器メーカー勤務の楽器のエキスパートが在籍する防音工事専門会社です。


