6畳程度の防音室の価格について徹底解説!プロに依頼する場合の費用相場を確認
「自宅にしっかりとした防音室が欲しい」と考えた際、真っ先に気になるのがその費用ではないでしょうか?防音室の設置は、一般的なリフォーム工事と比べても使用する建材や技術が特化しているため、熟練の職人による施工が必要となり、その結果コストが高額になりがちです。
インターネット上で6畳程度の防音室の工事費用を調べると、多くの情報で200万~500万円と紹介されています。ただし、実際の費用は防音室を利用する目的や施工条件、周囲の音環境によって異なります。そのため、業者に相談する前に、あらかじめ希望する防音室の価格帯を把握しておくことが重要です。
この記事では、6畳程度の防音室の価格について、用途別に詳しくご紹介します。これから防音室の設置を検討している方にとって参考になる内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ピアノ演奏用防音室の費用相場
ピアノ演奏を目的とした防音室は、最も多いご依頼の一つです。ピアノは100dB近い音量を発する楽器で、適切な防音対策を施さなければ近隣トラブルの原因となる可能性があります。また、振動音対策も必要で、マンションなどでは浮き構造を採用することが一般的です。
昼間~夕方の利用を想定する場合
昼間や夕方のみに利用する場合は必要な遮音性能を下げることが出来るので、その分コストも下がる傾向にあります。案件ごとに違うので一律価格を申し上げることは出来ませんが、ピアノを弾く時間に制限をかける場合には担当者まで必ずその旨をお伝えください。
・工事費用目安:180万円~
・工事期間:14日~
価格が安く収まる例
・新築の戸建てで図面や壁の使用が全て揃っている
→既存の壁の性能が正確に分かるので、この壁を活かしつつ遮音壁の工事を実施します。
・築古の戸建てだが、現状の壁の仕様の測定が可能でかつ、演奏する楽器のボリュームもコントロールが容易である(エレキギターや電子ピアノなど)
→既存の壁の解体が必要かどうかジャッジが可能。解体が必要ない場合には費用は抑えられる
24時間利用を想定する場合
夜間利用を含む場合、周囲の静かな環境に対応する高い防音性能が求められるため、費用が上昇します。
・工事費用目安:200万円~
・工事期間:14日~
集合住宅などの場合は遮音性能のグレードがかなり上がります。費用は上がりますが実現は可能です。お考えの際にはぜひ創和防音までご相談ください。
クラシック楽器(管楽器など)用防音室の価格
クラシック楽器は音の種類が多様で、防音設計が異なります。弦楽器や管楽器の場合、振動音の影響が比較的少ないため、ピアノよりはハードルが下がります。
昼間~夕方の利用
・工事費用目安:160万円~
・工事期間:14日〜
24時間利用
深夜帯も利用する場合、特に大音量を出す楽器では高性能な防音が必要です。
・工事費用目安:190万円~
・工事期間:14日〜
各楽器の音響特性に応じた設計が重要です。詳細な費用見積もりを希望する場合は専門業者への相談がおすすめです。
趣味用途(ホームシアターやカラオケ)の防音室
趣味のために防音室を設ける需要も増加しています。ホームシアターやカラオケは、大音量や重低音を伴うため、特に注意が必要です。
ホームシアター用防音室
工事費用目安:200万円~
工事期間:14日以上
ポイント:音漏れ防止だけでなく、ニーズに合った音響環境を実現する設計が求められる。
カラオケ用防音室
工事費用目安:190万円~
工事期間:14日以上
ポイント:100dB以上の音量に対応する性能が必要。ハウリング対策も重要です。
趣味の用途に応じて、必要な設備や内装をカスタマイズすることができます。
防音室設置の費用に影響する要因
防音室の費用に影響を与える主な要因を以下にまとめました
利用目的
音楽練習用、ホームシアター用、カラオケ用など、用途によって防音要件が異なる。
建物の構造
マンションか戸建てかで、必要な施工内容が変化。
利用時間帯
昼間のみ利用か、夜間利用も想定するかで費用が変わる。
施工場所の条件
既存の建物の構造や周囲の音環境により工事内容が異なる。
6畳程度の防音室 まとめ
防音室の設置は高額な投資となりますが、その分得られる快適性は大きな価値があります。防音室は専門的な工事が必要で、使用する建材や技術が他のリフォームと異なるため、相応のコストがかかる点に留意してください。
希望する防音室の用途や性能を明確にし、プロの業者に相談することで、理想的な環境を手に入れることができます。興味のある方は、創和防音までお問い合わせください。
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